わらすさ

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「わらすさ」とは、土壁の下塗りや中塗りの土に混ぜてひび割れを防ぐために入れる藁くずや糸くず、紙くずの
ことで、藁を入れる物のことを特に藁すさと呼びます。
藁を入れることで補強だけでなく、保水の働きもあり、
乾燥後の収縮ひび割れを分散させる効果や、土壁独特の風合いを作り出すための大切な材料です。

※色・柄・風合いは画面上と現物とでは若干の相違があります。

◇ひだしすさ

「ひだしすさ」は中塗土に入れる、約1cm前後の長さのすさです。

・約2kg入り、約3坪用

「切り返し用すさ」は切り返し仕上げに使用するすさです。約1cm前後の上質な最高級品です。(上ヒダシスサ）

・約2kg入り

「中塗すさ」は稲藁を約1.5～2cm前後にカットし、中塗の厚塗り用に使用します。

・約2.5kg入り、約3坪用

「みじんすさ」は聚楽仕上げに使用するすさです。長さは約5mm前後で細かく端麗されたすさです。

・約2kg入り、約3～4坪用
・約1kg入り、約2～3坪用

「晒中塗りすさ」は稲のアクを取り落とし、すさの腰を柔らかくし、上塗用としてご使用できます。

・約2.3kg入り

「荒壁用長すさ」は荒壁に入れるすさです。約5～10cm前後の長さのすさです。

・約3kg入り

「紙すさ」は大津壁、しっくい壁みがき仕上げの必需品です。

・1kg単位