京都 中内建材店の商品案内(色土, 京土, 聚楽, 本聚楽土, たたき, 三和土)
聚楽仕上げには水ごねと糊土に分かれます。
<水ごね>
水ごねとは、粘土質の良い色土とみじん砂、みじんすさとを適量に混ぜ合わせ、糊は入れず厚み約2~3mmぐらいで、水もちの良い土(粘土が豊富な土)で水が引かない内に一発仕上げをし、なおかつ鏝波がないように仕上げなければならなく、非常に技術のいる壁です。
年月と共に締まり、何十年と寿命があり内外部に使用できます。
<糊土>
粘土は、糊ごねと糊さしとに分かれます。
糊ごね・・・
糊ごねは、色土とみじん砂、みじんすさ、水をほとんど入れず糊だけで練り合わせます。
糊さし・・・
糊さしとは、色土とみじん砂、みじんすさ、そして水を入れて補助的に糊を入れる。
本商品は糊さしを使用しています。
糊を入れた場合は、外部の使用はさけ、内部用として使用してください。
厚さ2mm以内で仕上げ、梨地子肌に仕上げる、
最も素朴で上品な土壁の代表壁です。
・一坪用(3.3㎡)
→ 施工について
上記の本聚楽土・聚楽仕上げに、錆やすくした約五厘目前後の鉄粉を配合し、壁に花が咲いた様な「さび」が発生します。さびが発生する期間は約3~8ヶ月です。
※さびが発生する期間は、気象条件や湿度等との関係により、その限りではありません。
・一坪用(3.3㎡)
→ 施工について
あえて、錆波を無造作に作り、少し長めのひだしすさを入れる事により、土壁独自の優しい陰影を表現する壁です。
・一坪用(3.3㎡)
→ 施工について
上記はすべて内装用ですが、直接雨が掛からない外部での外部用のセットもあります。
ご注文・お問い合わせの際は、本聚楽土セット外部用とご用命ください。
※外部用の場合、アクリル系の樹脂を約3%配合しています。
※色・柄・風合いは画面上と現物とでは若干の相違があります。